育児をしているのに、
なぜか一人で抱えているような感覚になることはありませんか。
誰かに責められているわけでもない。
家族と過ごしていないわけでもない。
それでも、気持ちを共有できていない感覚が残る——。
パパが育児で感じやすい「孤独」は、
努力不足や性格の問題ではありません。
多くの場合、それは パパという立場が置かれている構造 から生まれています。
この記事では、
パパがなぜ育児で孤独を感じやすいのか、
そして「孤独をなくす」のではなく
孤立しない状態をどう作るかを、
今までのワンオペ・役割・メンタルの記事とは被らない視点で整理します。
ワンオペの時間が続くと、物理的な大変さに加えて、気持ちを共有できない感覚が強まることもあります。 ワンオペの日をどう乗り切るかについては、こちらの記事で具体的にまとめています。
パパの育児は「一人で抱える前提」になりやすい
相談する相手が最初から想定されていない立場
ママには、
自然と相談先が用意されていることが多いです。
ママ友、保育園、支援センター、SNS。
一方でパパはどうでしょうか。

誰に聞けばいいんだろう…
「誰に相談するか」を考える前に、
相談しない前提で育児に関わっているケースが少なくありません。
これは性格の問題ではなく、
社会的にそう扱われてきた結果でもあります。
「言わなくても分かる」が成立しにくい理由
パパの育児は、
「自分から言わないと共有されない」ことが多い。
でも、
- 何をどう言えばいいか分からない
- 言葉にすると大げさに感じる
- ママの方が大変だと分かっている
こうして言葉を飲み込むうちに、
気持ちがどこにも置けなくなる。

これ、言っていいやつなのかな…
それが、
パパが感じる孤独の正体です。
育児の孤独は、忙しさやワンオペだけが原因ではない
時間があっても孤独を感じることはある
「忙しいから孤独になる」
「ワンオペだから孤独になる」
もちろん、それも一因です。
でも、
時間に余裕があっても、
誰とも気持ちを共有できていなければ、孤独は残る。
孤独は「忙しさ」ではなく、
つながりの薄さから生まれることが多いのです。
孤独感は、頑張りが見えない、評価されない、という循環から生まれがちです。 こうした心理状態については、こちらの記事でも別の角度から触れています。
役割が曖昧なほど、孤立しやすくなる
自分が何を担っているのか。
どこまでが自分の役割なのか。
それが曖昧なまま関わるほど、
- やっているのに
- どこにも属していない
そんな感覚が強くなります。

俺、何担当なんだろう…
これは以前の記事で触れた
パパの役割が見えにくい構造ともつながっています。
パパが「やっているのに、どこにも属していない感覚」になる背景には、育児における役割が曖昧なまま関わってしまう構造があります。 この点については、 「パパの役割って何?」を整理したこちらの記事で詳しく触れています。
パパが「誰にも言えない」状態になりやすい理由
ママの大変さを知っているからこそ、言葉を飲み込んでしまう
「自分がつらいと言っていいのか」
「ママの方が大変なのは分かっている」
こうした気持ちは、優しさでもあります。
でも同時に、
自分の気持ちを後回しにする理由にもなります。
弱音を吐く場所が、最初から少ない
パパは、
- 弱音を吐く練習をしていない
- 吐いていい場所を知らない
その結果、
何も言わずに抱え込むことが当たり前になってしまう。

まあ、俺が我慢すればいいか…
孤独は、
こうして静かに積み重なっていきます。
孤独をなくすより、「孤立しない状態」を作る
共有できる相手が一人いれば十分
孤独を完全になくす必要はありません。
大事なのは、
孤立しないこと。
誰か一人、
考えを外に出せる相手がいるだけで、
感じ方は大きく変わります。
考えを整理できる場所があるだけでも違う
言葉にする相手がいないなら、
考えを整理できる「場所」でもいい。
- 紙に書く
- ブログを読む
- 似た立場の人の言葉に触れる

同じこと感じてる人、いるんだな
それだけでも、
孤独は「自分だけの問題」ではなくなります。
孤独を感じる状態が続くと、知らないうちに心の余裕が削られていくこともあります。 パパ自身の心をどう守るかについては、 育児で心が削られる瞬間と、メンタルの守り方をまとめた記事も参考になります。
まとめ|パパの孤独は、あなたの問題じゃない
パパが育児で孤独を感じるのは、
- 努力が足りないからでも
- 弱いからでもありません
そう感じやすい構造の中にいるだけです。
このブログも、
その構造の中で少し息ができる
「一つのセーフルーム」でいい。
そう思ってもらえたら、十分です。


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